<穴大豆度>
チタンやアルミに用いられる表面処理の方法の一つで、アルマイト処理やアナダイズド処理と言われるものですが、 アルミフレームが絶滅危惧種な現代ではアナダイズドを施せる自転車といえばもっぱらチタンかなと思います。 金属の表面に電気を流して皮膜を作るのですが、流す電圧の違いで色味が数パターンあります。 下地の金属が光の反射で透けるのでペイントの印象とはまた違ったものとなるでしょうね。 #rond #rondvelo #titaniumbicycles
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最高のオールラウンドバイクが和歌山より到着。
日本では稀有なチタンを主としたフレームビルディングを行なっているkualicyclesによる一台。 品質に対して妥協しない姿勢、新しいもの・今までにないものを表現しようとする姿勢、工程全てに責任を持つたった一人のビルダーという存在。 溶接によるフレームの誤差は0.01の小数点第2位の世界。 これで思う存分脇道を堪能できそうです。 本流と支流を渡り歩くように、行き止まりかもしれない先細りの道にワクワクしながら。 エンド部分に刻印された世界に一台だけを証明する製造番号。 惚れ惚れします。 #kualiscycles #rond #rondvelo #rondselect #ti #allroad #handmadecustomeframe 2017年4月、kualiscycles Exhibitionにお越し頂いた皆様、ご来場ありがとうございました。
気付けば既に1ヶ月も前のことのようです。笑 FBでフォトアルバムをちょこっと出して満足してしまっていたのですが、振り返りを。 カスタムハンドメイドバイクに触れる機会、見る機会、知る機会などがとても少ないな〜と僕自身感じており、NAHBSは遠すぎるし、東京の展示会に行くのもちょっとハードルが高い。。。 というかハンドメイドバイクについてそもそも情報が少ない! 自転車を製作する工房もほぼない北海道(僕が知る限り1件)に至ってはましてや都市伝説的な存在ではないか!? 言い過ぎかもしれないけれど、いつかは◯◯的なハンドメイドバイクやオーダーバイクは北海道の自転車乗りにとって”いつか”が来ない存在なのかもしれないと思ったのです!! 速い・軽いなどの性能とは異なる尺度で測られるであろう現代のハンドメイドバイクを知るいいきっかけとなってくれていると嬉しいです。 Kualisexhibition2017←模様はこちらから 最近オーダーが殺到していると思われ、納期が7~8ヶ月と大きく伸びてきているKualiscycles。 一点一点手作りの為、時間がかかってしまうことも頭に入れておかなければなりませんね。 その分、自分の未来のバイクを考える時間もたっぷりあるとも言えます。 お問い合わせはRondまで。 前編というか現在進行形からすっかりストップしてしまっていたkualisオーダーストーリー。 前回がジオメトリーの確定前でストップしてしまっていましたが、その間ジオメトリーの修正が計5回ほど。 毎回数ミリの違いについてあーでもないこーでもないとディスカッションを重ねます。 特にヘッドチューブの長さやトップチューブの長さは美しさと最適なポジションを両立するためにも重要なところ。 今回のオーナーは自身の名前をバイクに刻むのみという"simple is the best" なチョイス。 正直何もやらなくて本当に大丈夫??と心配になりかけてしまったが、出来上がりを見て心配した自分を恥じてしまった。 シンプルでもいいのだ、だって美しいもんね。 もちろんしっかり装飾を施して自分だけの一台にするのももちろん素敵なのだが、せっかくだからと欲張らなくてもいいものなのだと改めて教えてもらいました。 フォークは今季からkualisで新採用のparleeフォーク。 ENVEでは採用されていないクラウンレースカーボン一体型タイプ。 ヘッドバッチも2017シーズンからデザインがリニューアル。
カスタマーS氏のチタンロード、現在進行形。
「Rondバイクフィッティング」がきっかけで、バイクをオーダーしてくださることに。 ポジション出しが既に済んだ状態で話が始まったので、長距離を楽に走るという基本コンセプト以外の走りの部分やジオメトリーはある程度はお任せでということになりました。 S氏はビジュアル面から考えるということに。 ロングライドやアイアンマン系のロングディスタンストライアスロンが中心のSさん。 普段は最新技術たっぷりのTTバイクに乗ることが多いとのことですが、なぜチタンをオーダーすることにしたのかとお伺いしたところ、”ずっと持てるバイクが欲しい”とのこと。 やっぱりそうなりますよねー。 いろいろな理由からオーダーをされる方がいらっしゃると思いますが、きっと外せない要素の一つなんじゃないかと思います。 現在はジオメトリー確定直前。 熊坂のフィッターとしての意見や考えと、乗り味の方向性をカスタマーと共有してからビルダーに提案します。 ビルダーはそれらを踏まえ、アッセンブルするパーツとの相性なんかも考えながら最終的な微調整を行っていきます。 ジオメトリーが確定すると次はデザインやカラーリング、ロゴ配置のステップが待っています。 もちろんジオメトリーや使用されるチューブも一台一台異なりますが、ここはオーナーそれぞれの違いが出てくるところ。 S氏はどのようなバイクに仕上げるのでしょうか? 熊坂のバイクにはこんなデザインをのっけてみました。 #ainu #logo #kualis #道と山と風 こんなところでしょうか。 和歌山が世界に誇るmade in japanのハンドメイドバイシクルブランド、KUALIS CYCLES。
日本人ビルダーではあまり多くはないであろうチタンのハンドメイドバイシクルを得意とするブランドです。 「その人に合ったもの、その人が求めるモノ、想いを出来る限りの形にする。その為に最善を尽くす。」というバイク作りに対するマインドは素晴らしく、出来上がってくるバイクの美しさには疑いの余地がありません。 ただでさえ色々な要素が複雑に絡み合い成り立っているバイクですから自分の思いを性格に伝えるだけでも一苦労です。 日本語で伝えられるということもとても大切なことです。 そんな乗り手と作り手の物語に、微力ながらお手伝いができることをとても誇らしく思います。 KUALIS CYCLESについてお話ししたい事は他にもたくさんあるのですが、Rond的立場からKUALISCYCLESが出来上がるまでのお話しをお伝えできればと思います。 という訳で、オーダーを頂いたバイクができるまでのやり取りなんかを含めながらご紹介できればと思います。 オーダーに興味のある方、どういう流れで出来上がっているのか知りたい方、などなど。次回以降のブログをご覧いただければと思います。 本日はこれまで。。。 |
Kazuya Kumasaka雄大な自然と表情豊かな四季を持つ北海道を拠点に活動中。ライディングテクニックなどのセミナーやオーダーメイドのポジショニングサービスを提案。 アーカイブ
12 月 2019
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